父の日イメージ

父の日に手紙を添えてプレゼント

父の日のプレゼントは子供のころから必ず毎年贈っています。
30代を過ぎた今はそれなりに高価なものを父の希望を聞き入れつつ、毎年購入して当日に到着するよう送っています。
住む場所は別々でも、日本にいる父に商品を贈ってその日のうちに連絡がくるというのは幸せなことだなと思います。
なぜ私がそのように感じるのかというと、父の職業にあります。
父は今こそ引退し悠々自適な生活をのんびり過ごしていますが、現役時代は船に乗って世界中に飛び回る仕事をしていました。
年の半分くらいは在宅していましたが、半分は航海に出ていたので不在でした。
私には弟と妹がいて、母は専業主婦でしたので日々の生活で寂しいと感じたことはありませんでしたが、誕生日やイベントは母と弟妹と4人で過ごすことが多い家庭でした。
私が小学生、中学生の頃(30年〜20年前)はパソコンが家庭にあるような世の中ではなく、もちろんメールがあるわけでもなく、電話も海外に通話するととても高額でした。
そのため、父が航海に出ると連絡手段は手紙でした。
スケジュールが決まっていて、この期間に送れば父に手紙が届くという仕組みだったので私たちはよく手紙を書いたものです。
5月位から10月位まで出航していることが多く、父の日も不在の場合が多かったです。
商品を郵送するという手段もあったのでしょうが、送料がかかるし、幼いころだったので高価な物は送れないし、手紙を毎年送付していました。
父の似顔絵とともにありがとうのメッセージを書いて、3人それぞれ書いた手紙を母が郵送してくれていました。
時には“肩たたき券”を一緒に送ったこともあります。
父はとても喜んでくれ、船の自分の部屋に貼ってくれていました。
父からの返事もほとんどが手紙でしたが、こちらもワクワクして返事を待っていたのを覚えています。
私が高校生になるころには、父が船に乗る回数も減り陸上での仕事が増えたので父の日に手紙を送ることがなくなりました。
そして今やパソコンや携帯からメールが送れる世の中になり、ますます手紙を送ることがなくなってしまいました。
物は壊れて使えなくなっても、手紙はとっておいて読み返したり懐かしむことができるからいいねと父が言い、幼いころ私たちが送った父の日の手紙も取ってあるという事でした。
来年の父の日には手紙を添えて送ってみようかなと思います。

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